行政書士試験の内容は、民法や憲法、行政法などの法律、そして政治や経済・情報通信などの一般知識が問われます。

出題形式の特徴としては択一式に加えて40文字程度で答える記述式があることです。

ただ、ウェイトとしては択一式が圧倒的に多いので、まずは択一式で高い正解率を確保できるように勉強しましょう。

資料行政書士試験は独学でも合格することができます。独学を選ぶなら、定評のある基本書を選び、まずは基本書をざっと読みましょう。

ここでのポイントは、最初は基本書を読み込み過ぎないことです。試験で問われやすいところはだいたい決まっていますので、それ以外のところを一生懸命読んでも効率が悪いからです。

また、行政書士試験は法律知識についても、広く浅くという傾向がありますので、最初から細部にこだわって勉強してしまうと、ポイントを外してしまいがちなのです。

そこで、ざっと基本書を読んで試験で問われるポイントのイメージを掴んだたら、次は過去問を解いていきます。

もちろん最初は過去問を解けない事が多いですが、大切なのは正解率ではありません。

次に同じ(または似た)問題が出たときに、正解できるかです。そこで、択一式の選択肢を一つ一つ、根拠を持ってその正誤を判断できるようにしていきます。

そして、過去問の解説を読んでもよく理解できないところは、必ず基本書に戻って、しっかり理解できるようになりましょう。

過去問で問われる箇所は、それだけ重要なポイントですから、そのポイントと周辺を理解すれば、未知の問題にも対応できるようになります。












また、択一式の問題というのは、5つの選択肢のうち一つを正しく判断できれば、それだけで正解できたり、選択肢をかなり絞り込むことができます。

そのため、過去問題集を使うことで試験で問われそうな箇所を知り、それに関する正しい知識を積み上げていけば、行政書士試験合格にどんどん近づけるのです。

benkyoukai_kunrenkouただ、行政書士試験は難関試験ですので、できれば予備校(スクール)や通信教育を利用したほうが確実です。

独学の場合でも、本試験で問われそうな箇所を把握するために、予備校が行う答練(答案練習)や模試を利用するのがおすすめです。

平成27年は11月8日に試験がありました。ノロウイルスやインフルエンザが流行時期なので風邪やウイルスに注意して試験に望んで下さいね。