民法 親族・相続7
 後見に関する以下の記述のうち誤っているものはどれか。

1 家庭裁判所は、成年後見人も未成年後見人どちらにも、被後見人の財産から相当な報酬を与えることができる。
2 成年後見人の配偶者、未成年後見人の配偶者はどちらも、後見監督人になることができない。
3 家庭裁判所は、成年後見人を解任できるが、未成年後見人を解任することはできない。
4 後見人は、正当な事由があれば家庭裁判所の許可を得てその任務を辞することができる。
5 未成年者、破産者は後見人となることができない。

答え3
846条、どちらの場合も、不正な行為、著しい不行跡その他任務に適しない事由があるときは、親族、または検察官の請求、または職権で解任できる。

 

正しい。

1 862条。
2 850条。一定の身分関係がある者には、適正な職務を期待できないから。
4 844条。
5 847条1号、3号。