憲法18
 裁判官について次の記述のうち誤っているものはどれか。

1 裁判官の定年は、法律で定められているが、法律で定められた年齢を引き下げ、その年齢に達している裁判官全てを退官させることはできない。
2 最高裁判所の裁判官は、国民審査の結果により罷免される場合のほか、公の弾劾により罷免される場合があるが、その他の方法で罷免されることはない。
3 下級裁判所の裁判官は、最高裁判所の指名した者の名簿によって、内閣でこれを任命する。
4 下級裁判所の裁判官の定年は、簡易裁判所裁判官を除き65歳に達した時である。
5 下級裁判所の裁判官の任期は10年で、再任されることができる。

答え2
他に、裁判官分限法による、心身の故障のため職務をとることができない場合も罷免の可能性がある。

 

1 裁判官の身分保障の観点から許されない。
3 80条1項
4 裁判所法50
5 80条1項