民法 親族・相続6
後見に関する以下の記述のうち誤っているものはどれか。
1 家庭裁判所は精神上の障害により事理弁識能力を欠く状況にある者に後見開始の審判をするときは、あわせて成年後見人を選任する。
2 後見人は、善良な管理者の注意で被後見人の財産管理をする義務がある。
3 後見監督人がいない場合、後見人は、自己と被後見人との利益が相反する行為については、家庭裁判所に特別代理人の選任を請求する必要がある。
4 未成年後見人を選任する方法としては、親権者の遺言のほか、親族その他の利害関係人による請求により家庭裁判所が選任する方法がある。
5 成年後見人には、社会福祉法人を選任することはできるが、営利法人を選任することはできない。
答え5
営利法人も法人に含まれる。843条4項。
正しい。
1 843条1項。
2 869条、644条。
3 860条、826条。
4 839条1項本文、840条前段。