商法 商法総則・商行為6
 代理商に関する以下の記述のうち誤っているものはどれか。

1 代理商は、取引の代理をした場合は、商人に対してその旨の通知を発しなければならない。
2 商人および代理商は、契約の期間を定めなかったときは、2か月前までに予告し、その契約を解除することができる。
3 代理商は、同種の事業を行う会社の取締役、執行役または業務執行社員となってはならない。
4 代理商は、取引の代理をした場合は、商人の請求があるときに限り、商人に対してその旨の通知を発しなければならない。
5 物品の販売の委託を受けた代理商は、売買の目的物の瑕疵または数量不足の通知その他売買に関する通知を受ける権限を有する。

答え4
27条。代理商は、取引の代理をした場合は、請求がなくても、商人に対してその旨の通知を発しなければならない。

 

正しい。

1 27条。
2 30条1項。
3 28条1項2号。
5 29条。商人間の売買においては、買主に目的物の検査・瑕疵等通知義務が課されている(526条2項)。