商法 商法総則・商行為7
仲介業者に関する以下の記述のうち誤っているものはどれか。
1 商法上の問屋とは、自己の名をもって他人のために物品の販売または買い入れをなすことを業とする者をいうが、「他人のために」とは、他人の計算においてという意味である。
2 運送取扱人とは、自己の名をもって物品運送の取次ぎをなすことを業とする者をいう。
3 ホテル等を業として営む行為は、場屋取引であり営業的商行為にあたる。
4 旅客運送の取次ぎを業とする者は、運送取扱人にあたる。
5 仲立人は、他人間の商行為の媒介をなすことを業とする者をいうので、仲立人が契約当事者となるのではなく、法律関係は当該他人間に成立する。
span class=”red”>答え4
559条1項。運送は陸上運送に限られず、海上運送や航空運送も含まれるが、旅客運送の取次ぎを業とする者は運送取扱人ではない。
正しい。
1 551条。
2 559条1項。
3 502条7号。
5 543条。定義。