憲法とは、国を統治するため、組織や権力、権限等の根本模範となるであろう基本原理や原則を定めたものです。
簡単にいえば、国がどうあるべきかを示した、基本的法律です。

ちなみに、この国家とは、土地(領土)を国境線で区切り、その領土に住む人々が権力者という権力を得た人により統治された社会のことであると言われています。

この国家と呼ばれる領土内で、1人が大きな権力を持つと、その人個人の判断で物事が進み、権力者の思い通りになってしまいます。












同様に、国家権力も、規制もなく放っておけば少数の権力者によって使われ、暴走し始めます。
国家権力の暴走を止め、国家に住む人々の自由や人権を、守るために作られたものが憲法なのです。

法律とは

では、法律とはどういったものでしょうか?
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簡単に言うと、憲法は「国が守るべき規則」であり、法律は「国民が守るべきルール」と考えられます。
憲法は法律の上にあり、国民が権利を乱用しないように、国民の権利を制限し、この憲法を元に様々な法律が作られます。