商法 商法総則・商行為9
 匿名組合に関する以下の記述のうち誤っているものはどれか。

1 匿名組合員は、出資の義務をおうが、財産出資であることを要し、信用・労務による出資は認められない。
2 匿名組合契約を存続期間の定めなく定めた場合、各当事者は、営業年度の終了時に、6カ月前の予告をして解除することができる。
3 匿名組合員は、営業者の行為について、第三者に対して権利義務を有しない。
4 出資が損失によって減少したときは、その損失をてん補した後でなければ、匿名組合員は、利益配当請求をすることができない。
5 匿名組合の存続期間は、各当事者は、やむを得ない事由があっても契約解除することはできない。

答え5
540条2項。
各当事者は、やむを得ない事由があるときは契約解除できる。

正しい。

1 536条2項。
2 540条1項。
3 536条4号。
4 538条。