民法 親族・相続1
 親族関係に関する次の記述のうち正しいものはどれか。

1 姻族関係は、離婚によって終了しない。
2 夫婦の一方は、他方の兄弟姉妹の配偶者に対して扶養義務を負うことはない。
3 夫婦の一方が死亡すれば、生存配偶者の姻族関係は終了する。
4 養子は、その養親の実子と婚姻できない。
5 6親等内の血族、配偶者のみを親族という。

答え2
3親等内の親族であれば、扶養義務を負う場合がある。877条2項。しかし、この場合は、姻族関係、民法上の親族関係がないので負うことはない。

 

誤り。

1 728条1項。終了する。
3 生存配偶者が、姻族関係終了の意思表示をしたときに限り終了する。728条2項
4 734条1項。しかし、養子と養方の傍系血族との間では婚姻できる。734条1項ただし書。
5 3親等内の姻族も含む。725条。