民法8
主物と従物について以下の記述のうち誤っているものはどれか。
1 牛乳、羊毛、石炭、リンゴは天然果実の例として正しい。
2 主たる不動産について登記があれば、従物たる動産についても対抗力が生じる。
3 土地を賃貸した場合の地代、小作料は、法定果実となる。
4 引渡しをその成立要件とする物権変動については、主物が引渡されれば当然に従物についても効力が及ぶ。
5 建物を月3万円で賃借りする場合の家賃については、月の半ばで引っ越してきたときは、特約がなければ発生する日を基準にして日割で計算する必要がある。
答え 4
質権設定など引渡しを成立要件とするものについては、主物が引渡されても当然には従物について効力が及ぶものではない。
1 天然果実の例。
2 最S44.3.28
3 法定果実の例。
5 法定果実の日割り。