憲法1
日本国憲法の「主権」の概念を、国家の統治権、最高独立性、最高決定権に分類した場合、以下の記述のうち最高決定権に該当する組み合わせはどれか。

ア 明治憲法下では天皇主権であったが、現行憲法では国民主権に変更されたといわれる場合の主権。
イ ポツダム宣言8項の「日本国ノ主権ハ、本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸島ニ局限セラルベシ」の主権。
ウ 日本国憲法前文「自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務である」の主権。
エ 日本国憲法前文1項「ここに主権が国民に存することを宣言し」の主権。

1 アとイ  2 イとウ  3 アとウ  4 アとエ  5 ウとエ











 

憲法2
天皇の国事行為にあたらないものは以下のうちどれか。

1 国会議員の総選挙の施行を公示すること。
2 参議院を解散すること。
3 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること
4 国会の開会式に参列し「おことば」を天皇の象徴として述べること。
5 栄典を授与すること。

 

 
憲法3
天皇の象徴たる地位から自由が制限されているが、制約をうけずに保障されるものは以下のうちどれか。

ア 特定の政党に加入する自由  イ 職業に就く自由  ウ 外国移住の自由
エ 思想・良心の自由      オ 国籍離脱の自由  カ 婚姻の自由

1 ア
2 アとカ
3 イ
4 ウとオ
5 エ

憲法4
憲法16条では、「何人も」請願する権利が保障されているが、以下のうち誤っているものはどれか。

1 「何人も」に外国人は含まれる。
2 「何人も」に未成年者は含まれる。
3 「何人も」に法人、その他の任意団体は含まれる。
4  請願を受けた機関は、請願内容を審理・判定する法的拘束力が生じる。
5  請願をした者は、そのこと故にいかなる差別的待遇も受けない。

 

 

憲法5
憲法20条「信教の自由」に関する内容として誤っているものを以下から選べ。

1 信仰をもつ自由及びもたない自由が保障されている。
2 宗教的結社の自由が保障されている。
3 宗教的行為の自由として布教宣伝活動を行う自由が保障されている。
4 他者の権利・利益を害する外部的行為を伴う信仰も絶対的に保障されている。
5 宗教的行為の自由として、宗教上の儀式を行う自由が保障されている。

 

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